嘘
大学生の頃、自分のついた嘘がバレて母親が一気に白髪になったという大変にショッキングな出来事がありました。そのインナーチャイルドと向き合っていたら、嘘をついたときのこと、嘘がバレたときのことを色々思い出しました。
この「嘘」というもの、私はどういうわけだか、ついたら必ずバレるという体験をして大人になりました。子供の頃から本当に嘘をつくのが下手で、嘘がバレる体験もとっても痛かったので、子供の頃は色んな嘘をつきましたが、結局、大人になってからは嘘をつかない人間になりました。バレると大変だし、バレた時のあの心情(なんとか取り繕おうとする焦りや後悔、恥ずかしさ)がたまらなく面倒で、嘘をつくのが嫌になったのです。正直に生きていた方がよっぽど楽、という感じです。
「嘘をついてはいけない」というのも社会通念としてあるパターンではないでしょうか。これは日本では特に強いと思います。嘘を平気でつく外国人には結構、会いました。こどものころには「嘘をつくと閻魔様に舌を引っこ抜かれる」という教えもあったように思います。嘘も方便とか、嘘つきは泥棒の始まり、相手を慮るだとか、意味づけも色々できます。
「嘘」に関しても、新たな意味づけを考えて自分を自由にしていきたいなーと思います。