フィットする仕事とは

フィットする仕事とは

2017年07月15日 17:01


こないだ電車で聞こえてきた会話です。「、、、仕事がフィットしなくて。やり方、古いし。もっとさー△%$&”#(聞き取れませんでした)じゃないと、早く帰れって言われても、慣れない仕事ばかりで残業になるから、、」

私は「仕事がフィットしなくて」という言葉に、何を甘えたことを言ってるんだろう、と思いました。その人にフィットする仕事って一体何でしょう?仕事が自分に合わせてくれることなどないです。また、会社がその人に合う仕事だけを任せることも、ないです。この人は仕事がフィットするまでそういう職場を探すんだろうか?

似たような表現に「職場が合わない」「上司/部下/同僚が合わない」というのもあります。

私はクリエイティブな仕事が好きです。クリエイティブの幅は広く、私にとっては「創意工夫」を意味します。合わない、慣れない仕事も、そこに創意工夫を発揮して仕事を進めます。そのとき、どんなに合わない、やり慣れていないことでも、楽しい気分になります。

昨日のドリルの件もそうですが、創意工夫は自分で行うことができます。自分の「好き」や「得意」を観察して、そこで発揮している力を応用する。あるいは自分が劣っている力をあえて使おうと試みる。そうすることでフィットしていてもしてなくても、仕事はできるようになっていくのではないでしょうか。

どうしても、わたしたちはイメージ/思考先行になるんですね。冒頭のひとも、「仕事」のイメージと自分とが合わないのでしょう。ぜひ何らかの資質を発揮することを想像してみてほしいです。