しつけ

しつけ

2019年08月12日 08:13
しつけってなんだろう?と考えました。
しつけって、子供が社会で生きていく際び拠り所となる、心の基準になるものではないかと思います。社会のルールや、やっていいこと・悪いことの判断や、良心を育む行為のように思います。
私が子供の頃は、親というのはとにかく厳しい存在で「ダメなものはダメ」。「だって・・・」などと口答えしようものなら、「だってじゃありません!」でした。子供は親の言う通りにするもの。そこに理由はない。それはそれはストレスフルな子供時代だったと思います。
近所のお友達のお母さんたちも厳しくて、よその家の窓ガラスを割ってしまった時や、いたずらが見つかった時などは、一旦は嘘をつくのですが、その嘘もバレバレで、ちゃんとその始末をさせられました。現場から逃げようとしても、だいたい近所の目があって、逃げ果せたことはありませんでした。
また、自分のしたことを形だけで、ふてくされて謝ろうものなら「・・そんな風に謝るんですか?」とお友達のお母さんから、静かにまっすぐに言われたこともあります。私はそこで、謝るってどういうことなのか考えました。自分の行動というものを一瞬、客観視させられて、考えさせられたのだと思います。
しつけを通して、子供としては無力さや窮屈さを感じたりして、悲しい思いや悔しい思いもたくさんするけれども、一方で、きちんとする、自分の中に心の指針を育てて根っからの良心を持つ、そうして社会性を身につける、大事なプロセスだと思います。
▼自分と向き合い〔今のそのままの自分を愛すること〕を目指していくセッションを行っています。