もう自分から逃げない
問題を他人や環境や出来事のせいにしているうちは、自分から逃げています。他人や周りを "糾弾" しているときは、"堂々とした" 感覚がありますし、ましてやそれが「正しい」とされるものだと、より一層自分自身の揺るがなさを感じるでしょう。しかし、逃げているのです、自分から。
自分のパターンに翻弄され、取り込まれているときは思考優位になり、思考がさらに暴走しますので、不快感は増幅します。どんどん腹が立ってくる、、、みたいな感じです。なので、さらに逃げる。そうして、パターンの味方をしてくれるものや、パターンの正しさを立証してくれるもの、自分のパターンを満たしてくれるものなどを求めます。パターンの味方をしてくれたり、パターンの正しさが立証されると、ほーら!やっぱり!どうだ!それ見ろ!と一瞬、満足感や幸福感を味わうでしょう。
しかし、パターンによる言動はエンドレスなんですね。終わりがない。不毛。常に求め続けます。求めているものが手に入ればOKだし、手に入らなければダメ。それをひたすら繰り返す。いかがでしょうか、こういう生き方。疲れませんか? ・・・私は、正直もう、疲れました(笑)
だったら、もう自分から逃げないと決めて、自分が逃げ回っているものから目をそらさず、向き合ってしまった方がよっぽどいい。なぜその相手がそんなに嫌いなのか、何がそんなに気に入らないのか、そういった感情を入口に、これまで他人の問題、他人のせいにしてきた事柄を自分の事として引き取る。
そこから、まるで生まれ変わったかのような新たな人生が始まります。