自分と向き合い始めるとき
自分と向き合うには不快感が適していると言えます。でも、誰もが、自分と向き合うということをするわけではないのかも・・と思います。不快な思いに関する問いに、「いえ、私は別に・・」と応える人は多いように思います。自分が感じている不快感を否定するように。めんどくさいから、いちいち感じない、という人もいました。
それほどまでに人は、自分で自分の人生を引き取ることにハードル(めんどくささ?)を感じているのかもしれません。基本的に、周りのせいにして生きていたいものなのかもしれません。なるようにならないのが人生だと思っているとか。
そうであると、何か改善を試みようという気持ちにもならないでしょうし、変わるべき、改めるべきは他人や社会であって、自分が何かそこにコミットしなければ、という発想も生まれないでしょう。不快感を感じているのは他でもない自分であるハズなのですが・・・
そういう私も、それまでは他人や周囲のせいにして生きていたから、そのままだったら、私も自分と向き合うことはなかったと思います。そういう風に生きてきて、もうどうしようもない、手詰まりだったから、やり始めたようなものです。これはもう、どうにもならない・・と思ったときが、自分と向き合い始めるときなのかもしれません。
▼自分と向き合うセッションを行っています。