非力ではダメだというパターン

非力ではダメだというパターン

2020年08月05日 08:25

昨晩は、きれいな黄色いお月様が昇ってきました。部屋の灯りを消して、窓を開けて夕涼みをしながら自分と向き合っていました。
なぜ、非力ではダメなのか? 
なぜならば、「そんなんでは存在できないし、いつも負けるし、どうやって生きればよいかわからないから」とパターンは思っています。
そうであるとパターンとしては、パニックになるし、不安だし、屈辱だし、怖い、焦るし、緊張する、だから「非力ではダメ」というループをめぐります。
「非力ではダメ」というパターンは強い決めつけです。もう、絶対にダメという感じです。それを信念のようにして生きてきました。
「あなた一人に頑張らせてしまってごめんなさい。あなた一人に戦わせてしまってごめんなさい。」と「本当の私」はパターンに語りかけます。そこにいるお月様が自分に語りかけているようでもありました。私の心の中をやわらかな月の光が照らしています。
お月様は、時差こそあれ、世界中で輝いています。その月を見る一人ひとりのことを思いました。自分なんかと比べものにならないほど非力な人はいくらでもいます。それでもみんな一生懸命に生きています。
ふと、非力さは〈宇宙の尊厳〉(宇宙が人間に与えている尊厳)という言葉が浮かびました。力、力、力、で推し進めてきて出来上がった世界を見よ。自分も含めて、思い上がった人間を見よ。目に見えないほど小さなウィルスに簡単に翻弄される社会を見よ。宇宙から見たら人間て、非力。目に見えないウィルスよりも小さい存在です。
なので、パターンの話に戻すと、こらから選んでいきたい新だなパターンは、、、もうそんなふうに「非力ではダメだ」と決めつけるのはやめよう。もうそうやって力を得ようとしなくていい。非力はダメではない、、、です。
ダメなのは「そんなんでは生きられない」と言って、生きるのを投げてしまうことだと思います。