いい子にするから!

いい子にするから!

2025年12月02日 08:29

ダメ出しをされるとパターンが「悔しさ」とか以外に「寂しさ」を感じるのがちょっと異質に思っていて、それが気になっていたのですが、それが何なのかがわかりました。

明け方、「いい子にするから!」という衝動的な感覚がよみがえってウワッと涙が溢れる、ということが起きたのです。心の奥の温かいところからそれは湧き上がって、幼い頃の感覚的な記憶だと思っています。一瞬の出来事でした。

具体的にはもう覚えてはいない。けれども、幼い頃に親に怒られ「お願い!もう怒らないで!怖くしないで!いい子にするから!!」と(自分で言ったかどうかもわからない)、そう強く強く思って泣きわめいていた・・・と想像しています。

この子が「自分は上だ」「自分はできている」「自分は優れている」といったパターンの後ろにはいるんだ、と思いました。

いい子にしている=生きるための術。そして、このパターンが、このままでは生きていかれないという恐怖から、いい子でいようとするし、いい子でありたいし、いい子であれないとダメなんだ、と信じ込んでいる。

だから、上であれないと、優れた自分であれないと「即、ダメ」だし、また、自分が「いい子」にしているのにもかかわらずパターンが思うように認めてもらえなかったり、「いい子」ではないのに愛されている人を見て、不当に感じる。

そうか、そういうことだったか、、、、と思いました。

「いい子にするから!」「自分はいい子です!だから生かしてください」「自分はいい子です!ほら、いい子でしょう?そうでしょう?」というスタンスで自分は生きてきたんだな、、、、と気がつきました。

「いい子にしていよう」というパターンと「私」、向き合ってみます。