釈尊の言葉
『柔訳 釈尊の言葉 』(谷川太一・著)全3巻、読了。
原始仏典『ダンマパダ』を谷川さん(伊勢白山道さん)がやさしく読み解いてくださっています。自分がこれまでに学んできたことと重なることも多く、すーっと入ってくる内容です。
最終章では、「今の生活の中でも、天国を見られますように」として釈尊が示している「人の理想の生き方」が挙げられています。
自分の過去の人生の生き方を正しく認識して
また、天国と地獄をも体験し
すべてへの執着を滅するに至り
直感力を完成させた聖なる人
自分がするべきことすべて終えた人
こうなるとすんごく遠い人、、、ではありますが、たぶんこの道をたどるべく繰り返しやってきているんだろうなぁ、と思います。現代を生きている自分から2500年前のお釈迦様まで、すーーーーっと1本の道が通っているようです。
特に「自分がするべきことすべて終えた」かどうか。死ぬ前にこうしたことを考えそうです。
するべきことをやり切ったか、、、日々の生活の中でそもそもやれていないんじゃないか。1日を中途半端に何となく終えている自分がいる気がする。漫然と生きている気がするーーーなので、今、生きているうちにここの点について考えを巡らせます。