なんにも悪いことしてないのにねぇ。。。
私たちは「思い込み」をひとつの指針として生きています。
先日の勉強会でもリストアップしてみました。私が出したのは次のようなものです。
・悪いことをしたらバチが当たる
・お天道様は見ている
・ご先祖さまは見ている
・子供は親の言う通りにしなければならない
・お年寄りや体の弱い人は大事にしましょう
・うそをついてはいけない
・人の立場に立って考えましょう
・人が嫌がることをするのはやめましょう などなど。
どうにか良い人間でありたい、間違ったことをしそうになったとき、踏みとどまって、正しい道を歩める自分でありたい、そんな思いがここには込められているように思います。社会をうまい具合に回していく潤滑油にもなっています。
それで、先日スーパーの納豆売り場で、年配の女性が立ち話をしていたんです。どうやら団地で自転車の盗難が増えているようで、「なんにも悪いことしてないのにねぇ」とため息が聞こえてきました。
ひょっとしたら自転車を盗られてしまったのかもしれません。
何も悪いことをしていないのに、まるで悪いことをしたバツかのように自転車が盗まれた、、ということでしょう。
なんにも悪いことしてないのにねぇ、、、災難でしたねぇ、、、と心の中でしみじみと相槌を打ったのでした。