日曜討論
日曜討論で裏金(献金)の問題が議論されている。。。
チェック体制とかルールの徹底とか、言われているが、そもそも、、、、、
誰か(基本的には力のある人)にお金を渡して便宜をはかってもらおうとすることをなんとかしないといけないのでは?と思います。
例えば、難しい手術をする場合には名医と言われる医師を頼り、その医師に何十万、何百万というお金を渡す。トラブルに巻き込まれた際は凄腕と言われる弁護士や政治家に大金を渡す。場合によってはそういう権力者を紹介してくれる人にもお金を渡す。
そういうことが慣習のようにおこなわれているなかで、チェック体制とかルールとか決めても何ら解決はされないでしょう。
以前、「国会議員に知り合いはいないの?」とか「弁護士の知り合いはいたほうがいい。」とか、おっしゃった方がいました。普通の人たちです。この人たちはいったいどんな暮らしをしているんだろうか?とうすら寒くなったおぼえがあります。
便宜をはかってもらうとは、他者よりも優遇、優先、有利にはたらくようにしてもらう、本来NGなことをOKにしてもらう、あやまちに目をつぶって見過ごしてもらうといったことです。
さまざまな事情があると思うので「我利我欲」と一言で言い切れないものもあるでしょう。お金でそれをやるんですか?というところかと思います。
たぶんですが、お金がない人たちやそういうことにお金を使わない人たちは、各々の現実(それまでの選択がもたらした結果)を受け止めて生きることを選ぶでしょう。
「有」がもたらす「無」、「無」がもたらす「有」を考えます。国民ひとりひとりが人間の弱さを受け止め、向き合うことが真の解決につながるのではないでしょうか。
国会議員は国民の代表なので、国民が未熟であるとしっかりとした国会議員は生まれないと私は思っています。彼らはわれわれ自身。われわれがしっかりしないといけない!と私は思います。