シンプルな日常
私の日常はかなりシンプルなものだと思います。
まずもって性格が単純で極端なところがある。そして、複雑・混雑が苦手というのがあって、自分と向き合うようになってからは、自分の中の何のパターンがそれをしたがっているのかを問うようになり、持っていたたくさんの本も処分。いわゆる「人付き合い」もしなくなり、なおいっそう、シンプルになりました。
「おせっかい」と言われるくらい、人のことにクビをつっこんでアレコレやっていた時期もありました。小学生の頃に「おせっかいなんだよ!」と言われたことがありました。
それからずーっと自分のことはよくわからず、自分の人生を生きている実感はなかったです。元気で明るい性格ではあったけれども。
そして、社会人になっても、他人についてあれこれ「ああだろうか、こうだろうか」とずいぶん考えていました。人から相談されることが好きで、他人の問題を考えていると落ち着くというような中毒だったかもしれません。
今、思えば、そういうふうにしていたのは「必要とされたい」「役に立ちたい」といったパターンです。
しかし、自分と向き合うようになってからは、「他人を変えようとするより、自分を変えるほうが楽かも」と思って、「とにかく自分だ」と自分のことだけを見て、自分のことだけを取り組むようになって、ある時、気がついたら、頭の中のおしゃべりは止まっていました。
今は、自分の人生を生きている実感があります。
そんなこんなで、私の日常はかなりシンプルなものですが、そのポイントは自分と向き合うことのように思います。