「このままの自分を受け入れてほしい」
バレエ教室というものは自分が尊重される場だと私が勘違いしていた背景には「このままの自分を受け入れてほしい」と渇望するパターンがあります。
「このままの自分を受け入れてほしい」というパターンは「自分はこのままでいいんだ」と思える無限の安心感を求めていて、そのパターンは他人からとやかく言われることを大いに嫌います。
そのパターンからすれば、他人が言うあれやこれやは、自分のことをディスっているに過ぎず、何か言われれば言われるほど、お前はダメだ、お前は間違っていると言われていると受け取り、私の場合はですが、結果的には親の言う通りにすることだけを考え、自分では何も考えない、相手に合わせる人間になりました。
だって、自分の考えなんかどうせへし折られるだけだから。そんな思いはしたくないでしょう。それとあわせて、根本的に何もしたくない人間になりました。他人の思い通りに生きることにものすごく疲れていたのだと思います。私にとって何にもしないことは最高の贅沢です。
では、親からどんな言葉をかけられていたらよかったかを考えると・・・あなたはそのままで十分。あなたは大丈夫。思う存分、自分が思うように生きていきなさい。何かあっても自分たちがついてるから。。。でしょうか。過干渉せず、暖かく見守る親であったら全く違う人間になっていたことでしょう。
ただし、これは親への文句ではないことを書いておきます。自分は自分の魂の成長のために生まれてきているので、私はこういう親を選んで生まれてきたということ。それが私の人生の前提です。
「このままの自分を受け入れてほしい」というパターンと向き合っていきます。