サイコシンセシス
ものすご〜く久しぶりに学術書(っていうんでしょうか、、、ハードカバーの、文字がビッシリ詰まった本!)を開きました。『サイコシンセシス 統合的な人間観と実践のマニュアル』(R・アサジョーリ 著)を読んでいます。
原理とそれを実践するための細かな技法がまとめられた内容で、なかなか読み応えがあるんですが、これまで学んできたこと、自己探求でやってきたことと重なる部分が多々あり、読んでいます。あまりよくわからない部分はスルーしつつ。
サイコシンセシスの過程として第1〜第4段階が書かれていました。パターンというものを知り、パターン=自分という同一化から脱して、「本当の私」というものを育て、さらに「本当の私」として生きていく。使われている言葉はこの通りではないですが異なる時代に異なる国で生まれたアプローチには普遍(不変)を感じます。
以下は、日本語版の序文としてピエロ・フェルッチが記したものです。(太字は私がつけました。ほぼ全部太字になってしまったんだけど。笑)
・・・・サイコシンセシスにおいて、私たちがしていることの多くは、この「私たちは同時に二つの世界に生きているのだ」ということの気づきからきています。一つは、意味性、時間を超えた価値、美しさ、宇宙との一体感などの世界であり、もう一つは、欲求、制約、問題のある物質的な存在、の世界です。私たちは、一方を犠牲にして無視すること無く、この両方の世界とやっていく必要があるのです。私たちに必要なのは、毎日の生活の真っただ中で、高次元で得たものをいかに根付かせ、表現するかということです。これこそが私たちのチャレンジです。・・・・
毎日の生活でいかに高次元で得たものを根付かせて表現するか! さ、今日もチャンレジです!