鬼は〜そと!

鬼は〜そと!

2025年02月05日 07:44

今年は2日が節分でした。鬼は〜そと!福は〜うち!!です。

ニュースを聞いていたら、「人の悪い心を表す5つの色をした鬼」の話題。

え?と思って検索してみました

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https://www.kohyo.co.jp/journal/060/

※ 以下抜粋です

「5色の鬼」は仏教における「煩悩」、すなわち「心穏やかに過ごすには、心に蓋をしている5つの煩悩を外しなさい」という「五蓋(ごがい)」の教えからきているそうです。

【赤鬼】(貪欲、欲望、渇望)は、人間の悪い心の象徴。豆をぶつけることで、自分の中の悪い心が取り除かれる。

【青鬼】(瞋恚〔しんい:自分の心に逆らうものを憎み怒ること〕、悪意、憎しみ、怒り)は、貧相の自分自身に豆をぶつけることで、福相・福徳に恵まれる。

【緑鬼】(惛沈睡眠〔こんじんすいみん:心の落ち込み、心の眠気〕、倦怠、眠気、不健康)は、不摂生を反省して体を健康に保つことを自分に言い聞かせながら豆をぶつけると良い。

【黒鬼】(疑、愚痴、疑いの心)は、豆をぶつけることで、卑しい気持ちを追い払い、平穏を願う。

【黄鬼(白鬼)】(掉挙悪作〔じょうこおさ:浮つく落ち着きのない心、後悔〕、心の浮動、後悔、甘え、我執)は、豆をぶつけることで自己中心的な考えを反省し、公平な判断ができるようになる。

これを読んで、節分って、実はこういったパターンを持っている自分を律するための行事だったのか!と驚きました。子供の頃、バシバシ豆をぶつけまくっていた「鬼」は自分自身であった(呆然)。豆を撒いて、鬼を外へと追いやることしか考えていなかった。自分と向き合うきっかけはこれまでも与えられていたんだ・・・。

しかも仏教では心に蓋をしていることにも言及されていた!←これも驚き。

節分の行事は中国から日本に伝わってきて、江戸時代には定着していたとのこと。

赤鬼も、青鬼も、緑鬼も、黒鬼も、黄鬼も自分の心には住んでいます。

ニコニコ元気そう!笑。

この行事に、「どうなんだ、自分。それでいいのか?!」と自分に喝を入れる。正しく生きたい人の心を感じます。それは脈々と自分の中にも流れています。