自分は一番、特別なんだ。
自分は一番、特別なんだ。いまはこのパターンと向き合っているところです。
特別であることで、自分が存在していられる。特別でないと、自分は存在できない。そういう状態でずっと生きてきたんだなーと思い至りました。
このパターンにとって特別扱いは、承認欲求が満たされているようなもので、「自分の居場所」とか「自分がここにいる」という実感を、周囲からの言動によって得られたんだと思います。
私の場合、「海外生まれ海外育ち」とか「帰国子女」というのは、海外でも現地の人ではないので「希少」(珍しい。それだけで注目される。)だし、日本でも「希少」なわけです。これは学生の時も、社会人になってからも。(今思えばそういう状況を自分がずっと作っていた、ということ。)
そういうことでちやほやされ、自分に関心を持ってくれる人がいることで自分の中の何かが思い切り「満たされた」。そこに味をしめて、ずっと「特別扱い」にしがみつき、その飴玉をいつまでもいつまでもしゃぶっている。そういうことだと思います。
今回、白黒ワークで特徴的だったのは、ふだん黒の部屋に入ると重苦しい、暗い感じがありますが、この黒パターン「自分は一番、特別なんだ。」の部屋は、悦にいるようなずっしりとした感覚(重さがある)があって、一瞬、大丈夫かな?と思ったんですが、そのまま白パターンで「もしかしたら、自分は一番、特別なんだともう決めつけなくてもいいのかもしれない」をやってみたところ、明るい解放感を感じられたんです。なので、今がその時なのだと思っています。