「○○ってとんでもないな」
「○○ってとんでもないな」って、自分はよく言ってるなぁ、とふと気がつきました。で、それは「自分は正しい」というパターンだと思いました。「自分の考えや振る舞いは正しい」と思っていて、それと合っていない物事や逸脱している物事を「とんでもない!」と、ネガティブにとらえているのです。
で、これは野放しにしていると「自分は正しい」というパターンが強まる一方だと思うので、いったん「正しさ」の意味づけを考えてみました。
正しさとは?
(+)倫理的 道徳的 道を外れていない まとも 誠実 実直 ルールを守る 適切 理にかなっている 教育 正解 褒められる 良いこと 良識的
(0)ただ一つの体験
(ー)狂気 疑わない 思考停止 炎上 闘争 人を責める 人を裁く 人をゆるさない レッテルを貼る 追い詰める 相手を処罰する 息苦しい 不自由 遊びがない 人としてつまらない 人間らしさがない かたい ぎこちない 学ばない 成長がない パターン 保身の盾にする 本来生まれてきた意味から外れる
プラスの意味は出しやすく、これらはほぼ、「自分は正しい」という黒パターンの言い分になりますね。空気のようにそう思っています。
そしてマイナスの意味は、プラスの意味が過剰になるとどうなるか?を考えて出してみました。
それで、最近SNSなどでは、匿名で正義をふりかざすことができたり、言葉の暴力で「処罰」することができて、「自分は正しい」というパターンの応酬で、やればやるほど自分のパターンが満たされるために、「炎上」や「誹謗中傷」が起きやすいのかも、と思いました。
正しさのパターンって、自分を成り立たせるし、存在が許されるし、水戸黄門の「印籠」のようです。成敗できる感じ。
もしかしたら「○○ってとんでもないな」って、もう、決めつけなくてもいいのかもしれない・・・・・