謙虚さについて
自分がふだんあまり使っていない資質について考えてみたとき、恥ずかしながら私には、圧倒的に「謙虚さ」が足りません。
私が謙虚な心を持てていたなら、「自分は上だ!」というパターンも大きくは育たなかっただろうと思います。
謙虚さを育てるにはそれを使うのが一番だと思い、ここのところ謙虚さをまんべんなく使おうと心がけています。具体的には心の中で頭を垂れて、そこからの言動で人と接しています。
やってみるとこれが、いいですね。素直に相手を受け止める心地よさを味わっています。なのでこの先、「自分は上だ!」というパターンのケアを続けながら、謙虚さを行使していこうと思います。
手にした本で、謙虚さについて触れられていました。自分へのメモとして一部、ここにひかえておきたいと思います。
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自分に自身を持つのは大事です。
しかし「自分の考えが正しい」「自分には力がある」と思い込んでいるとき、人は他人の言葉を素直に聴くことができず、他人に感謝する気持ちも、なかなか生まれません。
哲学者の三木清さんは「不安と焦燥とは傲慢な心のことであり、静けさと安けさとは謙虚な心のことである」と言っています。
心の穏やかさを保つうえで、謙虚さは必要不可欠なのです。
『人生の意味が見つかるノート』より抜粋
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