能力が高い人間は上、というパターン
私には、能力が高い人間は上だ、というパターンがあります。
一般的に社会では、成績が優秀だったり、なんらかの能力に秀でていたりすると、「上」として扱われますが。でも、それは、パターンです。「本当の私」は、能力が高い人間であろうが、低い人間であろうが、上下・優劣などと判断することはしません。
それでは「能力が高い人間は上だ」と言っているのは、一体だれなのでしょう?そう思いたいのは、その思考にしがみついていたいのは、一体だれなのでしょう?
私の場合は、誰からも見向きもされず、人から望まれず、選ばれもせず、必要ともされず、人からスルーされる、無価値で非力な自分です。ちなみに、これもパターンです。
私は「自分は非力だ」というパターンがありながら、能力の高さだけはなぜか他人から褒められ、そこでの満たされる感覚、認められた安心感などを通じて「能力の高い人間であれば、非力であることもない」とパターンが勝手に結びつけたのだろうと思います。
パターンは自分の中の満たされない思いを何とか埋めようと必死です。他人から与えられた何かがとても心地よければそれをずっと求め続けるので、例えば「能力が高い人間は上」だというパターンは「自分は非力だ」というパターンを「ありえない」と突っぱねることもでき、ずっとそうしてきたのだろうと思うのです。
▼自分と向き合うセッションを行っています。