曖昧さ
曖昧さ。それは、決めつけのない世界。
黒か白か。正しいのか間違っているのか。Yes なのか No なのか。どっちなのかはっきりしてほしい。あるいは all or nothing(100%でなければ意味がない)。これらの価値観はすべてパターンです。
なぜパターンなのか・・・? これらがはっきりしないとイライラしませんか?・・・だからです。パターンの世界は決めつけにより成り立っています。拠り所・自分を支えるものを外に求めているので、決まってないと不安なんですね。決まっててくれないと寄りかかれないですからね。
上述のようにパターンは世界を限定的にします。翻って、決めつけのない "曖昧さ" には、自由/可能性/無限の広がりがあります。そこには救いがあります。"曖昧さ" がたっぷりと広がっていることを知るために、決めつけの世界を体験しているようにも思います。
社会人の方は仕事をする上で「曖昧さなんてそんなの許されない」と思われるかもしれないですね。私も多分にそうでした。これが不思議なもので、自分自身が曖昧になる必要はなくて、ただ、"決めない曖昧さ"を赦せば「それもあり」になります。そういう世界も、あるんですね。イライラが減ります。