慣れる
つい先日乗った都電は、お花見のお客さんで超満員で、停留所には行列ができていました。車掌さんはまず降りる人を出して、車内に多少のスペースをもたせてから入り口を開けていて、次々に人が乗ってきます。
そのようななか、ある停留所で、あまりにたくさんの人が乗っていたので、乗るのをあきらめ、次の電車に乗ろうとした青年がいました。
その時、すでに乗車していた青年の親戚と思われる方が「これっぽっちで乗るのをあきらめてたら、通勤電車には乗れないなぁ」と言いました。すると別の親戚の方が「慣れるでしょう」と言いました。
私は、この「慣れるでしょう」に納得しました。
それは自分が今やり続けているチャレンジに本当に慣れてきたからでもありますし、先日気がついた「働くことが嫌」というパターンも、「そういうもの」として、無意識のうちに慣れていたのが実際だからです。
なので、この方のことばに、心の中で力強く「うん」と返事をしました。