何か、よかった、事故現場
東京で雪が降った翌日、バレエ教室の帰りに停留所で都電(路面電車)が来るのを待っていた時のことです。
突然「ガッシャーーーン!!」と静まり返った住宅街で響き渡りました。明らかに事故の音です。
えっ?!と私は急いで音のした方へ向かいました。すると、夜道に宅配ピザのスクーターが横倒しになってました。きっと日が暮れてから路面が凍結して滑ってしまったのだと思います。
「大丈夫?救急車呼ぶ?」と声をかけましたが、「う、ううう、、痛い・・・」と言ってます。
だんだん通りかかった人たちが集まってきて、皆んなでとりあえずスクーターを起こして車道をあけようということになり、乗っていた男性も「すみませんでした、、助けていただいて、ありがとうございました、、」と無事に立ち上がりました。
この時の人々の感じが、何か、よかった。
あぶなかったなー。気をつけるんだぞ。仲間にも教えてやんなー、ここ滑るって。ちょうど電車が通っている時でなくて良かったなー。倒れたスクーターが人に当たったりしなくて良かったー。ピザは運んだ後か?そんなら良かったー。町の親父さんたちが声をかけてあげていました。
転倒した男性はすごく痛かったと思いますが、幸運も重なっていたなぁ・・と思います。
以上、雪に不慣れな東京での出来事でした。