あなたの "横"
久しぶりにバレエレッスンの話題です。
先生が私の片足を持って、前、横、後ろと、もう一つの足を軸に回してくださりました。
私は、必死で体のあちこちを先生に言われた通りにキープしようとします。
そうしながら、脚の動きがもたらす、脚の内側の感覚に集中します。
この位置で脚がこうなっていると、こういう感覚があるのか!本来こういう感覚を持つものなのか!といった発見がありました。
それで「あなたの "横" はここ。」というのを教わりました。脚を横に出す時の感覚的な場所です。そーか!ここなんだ・・・!と思いました。
レッスン中は、私は私の前にいる人の動きをお手本にします。そのときの目から入って来る情報をそのままやろうとすると、私の前の人にとっての「横」の位置に脚を動かそうとします。そうすると身体の内側の感覚はおろそかになり、表面的な動きになり、身体のバランスは崩れます。しかし、本来の身体の使い方、自分自身の身体の使い方をすれば、そういう風にはならないのだということもわかりました。
そしてこの、あなたの、あなたにとっての "横"(後ろ、前など)ということばが「自分の身体を、自分自身を尊重しなさい」と言われているようで、心の中に錨が降りたようでした。ここなんだ・・・と思いました。
▼自分と向き合うセッションを行っています。