『魂問答』

『魂問答』

2020年02月14日 07:17

『魂問答』(清原和博、鈴木泰堂・著)を読みました。 私は、清原選手、好きでした。
この本では、薬物の怖さ、なぜ薬に手を出すのかが非常によくわかりました。彼がどのようにして薬にはまっていったのかも赤裸々に書かれています。(こう書いている最中にまた薬物の逮捕者が・・・多いですね、最近・・・)一言で言ってしまえば彼の「弱さ」ですが、なんだか彼にとって一連の出来事(事件)は、本当の自分に気づくまでの布石のように思えてなりません。
憧れのジャイアンツに指名してもらえず「裏切られた」ような気持ちだったり、不振が続いた時のファンや解説者の心ない言葉だったりを、一掃してくれた一本のホームランにかわるものを、引退後、探し続けていたのだろうと思います。やっぱり、裏切りや心ない言葉で傷ついた気持ちを、「自分を選んでほしかった」とか「他人は勝手だ」とか、不快な気持ちを生み出している自らのパターンを受け止めてあげることしかないんだよねーーーと思います。
こういうことが起きなければ(しでかさなければ)、ずっと自分と向き合うことがかなわなかったのかもしれないです。薬の中毒は医療機関でちゃんと診てもらって、一日一日を生きてほしい。頑張ってほしい。応援しています。
▼ 普遍的な魂の学びは、実践を通して自分自身の学びとすることにその面白さがあります。
ぜひ、内なる眼差しを持って自らの世界を探求しましょう。
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