パターンの決めつけの根拠
自分は〜だ。(自分は非力だ、自分は上だ、自分はいい人間だ等)と決めつける、そういう傾向がパターンにはあるけれども、このことについて考えた時、パターンとしては何か絶対なるもの、安定していて確固たるものを求めているんだな、と思いました。
つまり、不安定で不確かで不明瞭な「曖昧さ」をパターンは不安に思っていたり、心もとなく、心配に思ったりしているのだろうな、と。
だから、より確固たるもの、何か絶対的なものを見つけて、しがみつこう、しがみつこうとして、宇宙に散らばっている一点の塵に何かそういう、しがみつけるもの、自分を成り立たせるものを見つけて安心しようとしているのかな、と。
1つそういうものを見つけると、「塵」なのにもかかわらず、それを強固な地盤、土台にして生きていこうとして、そのままでは不安で、頼りなくて、おぼつかない。「曖昧さ」を曖昧なままにはしておくことができない。
そんな幻の世界をパターンはつくりだし、その決めつけの根拠としているのかなーーーと思いました。
「曖昧さ」の意味づけを考えてみよう。