笑顔で・・・

笑顔で・・・

2025年10月20日 08:28

私の身に割とよく起こることに、「他人の空似」というものがあり、誰かに間違われることが多いのですが、昨日も図書館で女性の方から「あっ!昨日はうかがえなくてー、すみませんでしたー」と謝られました。ここで私は、一瞬「もしかしたらお目にかかったことがある方?」となりながらも、「例の(人違い)だわ」と思って、ちょっと頬が緩んだんです。

ちなみになんですが、人違いされる時って相手の方は「その人だ」と決めてこられるので、思わず自分自身を疑うということが起こります。一瞬の「?」には、自分の「昨日」への疑い、不安が湧き上がっているのも感じました。

それで、相手の方が「あ、あの〜刺繍の〜」とおっしゃって、私は「・・刺繍、ですか?」とちょっとにこやかに返すと、「あ、、、」と気がつかれて「あーーとってもお顔がそっくりでー(と、お顔周りをグルグル指差しながら)、しつれいしましたぁ、、、」と去っていかれました。

ここで気がついたんです。人違いをされた時、私は今までものすごく怪訝な顔をしていたんだな、と。だからそれを見た相手がとっても不服そうにされていたんだーーーと。私がそういう表情をしていたからだったんだーーー。

今回、「例の(人違い)だ」と思った時にふと頬がゆるんでよかったです。なんかー可笑しいなこの状況、と思ったんですよね。「出た!まただー!」とも思ったし。人違いされることへの慣れ、余裕、熟達か(笑)

「わたくし、しばしばどなたかと間違われるのでその方にお目にかかってみたいのですがー・・・」とそっくりさんとの面会をリクエストするところまではいかなかったですが、いつかそんな機会を自分で作る時がくるかもしれないです(笑)。

それで、ちょっとしたことではありましたが、自分の言動(心の中の状態)が相手の方に影響することを実感したので、これからも自分の中をちゃんと見て、そういうふうに声をかけられたら柔らかな笑顔で対応できる自分でありたいなぁ、と思ったのでした。