プライドのパターン
「負けたくない」とか「自分は上だ(一番だ、特別だ、)」とか「自分はわかっている、できている」というプライドのパターンは、ずっとそのようにして、自分を1mmでも前に進めてきていて、加勢してくれていました。
私は以前、「悔しさをバネに」(絶対に負けない!絶対に見返す!)働いていました。こういうプライド・パターンを動機にすると「うりゃーーーっ!」と、ものすごい力が出るんです。体はボロボロでどんなに疲れていても、とことんやる力が「ブワーーーッ!」と出てきます。
プライドのパターンは、虚勢を張るし、空元気を出します。とにかくパワフル。そうやって黒パターンで精一杯、自分を大きく見せて、自信ありげに生きてきたわけです。でも、裏を返せばすぐに心が折れる。そこにあるのはしょんぼりと萎えた心。「自分は非力だ」というパターン。そのパターンが思うところの、「いてもいなくてもどうでもいい、なんの影響力もない無価値な自分」。ただ、それでは世の中、生きていかれないから〜と、プライドのパターンを使って「いかにも、上」「いかにも、自分、わかってます」というようにやってきたんだな自分は、と思います。
プライドのパターンはそうやって自分自身のパターンをも上手く覆い隠し、現実を見ないように、受け入れないようにするから、そのまま、そこに気づかずにいれば、結果的にパターンが作り上げた虚構を生きることになります。
でもね、今、自分はそこに気がついた。 そこで、自分はどうありたいか。
勇気にあふれていたご先祖様、自分の中にある全てのパターンを見る勇気を与えてください。
この数日のお祈りでお願いしています。今朝もお願いしました。
自分でも細かな感情を拾う努力をしています。
プライドのパターンを超えて、素直に、正直に、そして謙虚に、自分の心とくまなく向き合いたい。そこには和らぎがあります。