「そうだよね」が含むもの
「語りかけ」のワーク冒頭での、「そうだよね」。
ここに含まれているのは、
・受容
・理解
・ゆるし
・・・でしょうか。愛。
そして、これらがもたらす安心感。
「そうだよね、〜〜〜とあなたは思うんだね。」
こんなにシンプルなこと?と思いますが、われわれの日常の会話では、このように、いったん「受け止める」ということはなかなか行われないものかもしれません。
「それがどうした」と言わんばかりに、先に、先にと進んでいく。あるいは、即「解決」へと走り出す。もしくは、真っ向から否定したり、マウントをとったりする・・・
そういうあり方が標準的な人間関係において、「そうだよね」はどれほど、深く心にしみるかーーー!!
「いったん認めることで、はじめて次に行かれる」と最近、よく思います。
そこにいるパターンのことをちゃんと認めてあげて、「そうだよね・・・」と、そのあとの言葉がくるまでの余韻もたっぷりと語ってあげる。そこに、受容・理解・ゆるしが大きく流れている。言葉と言葉の間にもそのエネルギーがぶわーーーーっと広がっている。
一般的には何かあったときに、とにかく思考で物事を考えてどうにかしようとしますが(それに慣れてしまっているのでそうしてしまう)、それは黒パターンが考えていることなので、そういうことで時間や頭を使うくらいなら、パターンを見つけて、たっぷりとした「語りかけ」を一回やるだけでも、先に進むと思います。そうして、ようやく次に行かれる。次が拓けてくる感じ。
語りかけてあげよう。自分自身のパターンに。
それは自分自身に受容と理解とゆるしを注いでいます。