悲しいベーコン
『翻訳できない世界のことば』という本を眺めていました。イラストも素敵〜 スペースの空き加減がなかなか心地よいです。
ドイツ語の “KUMMERSPECK” (クンマーシュペック)は、「悲しいベーコン」と直訳できるらしく、食べ過ぎがつづいて太ることを意味するらしいです。
思わず笑ってしまいました。
あと、いいな、と思ったのが、スウェーデン語 “FIKA(フィーカ)”。日々の仕事の手を休め、おしゃべりしたり、休憩したりするために集うこと。
この手の、空気のような「日常」って、なかなか翻訳が難しい気がするのです。空気だから。。。
日常的に私たちは何かが言いたい時に適当な言葉が見つからないとか、胸の中にある「何か」が言葉にできないとか、そういったもどかしさって、あります。
その逆で「これ」ということを言い表せた時、人の距離は「ググッ」と近づくようにも思います。意味の下に集うような。
しかしです、この本には例文が載っていないので、言葉の使い方がわかりません。
GWの連休中、「悲しいベーコン」にならないように気をつけます。